コロナウイルスショックで空きが出ている物件をベトナム人が借りる動き
コロナウイルスの影響で在宅勤務が多くの企業で採用されています。
最近では富士通が東京本社のオフィスの半数を在宅にすると、新聞で発表が有りました。
新しい勤務の仕方という事で、アフターコロナの新しい勤務態勢、と言う事でこの流れに乗っていかないとこれからは企業の発展が無い、と言う記事でした。
このような会社は、IT関係の会社や外資系の会社に多く見られます。
日本の会社でも在宅勤務体制を取っている会社が増えており、将来的にはオフィスも小さくなっていく動きが有ります。
そうすると、オフィスの需要が減って空き室がたくさん出る事に成ります。
また住宅についても、会社に通勤する必要が有りませんので、転勤が減少したり、都内に住む必要が無くなってきて、マンションの賃貸需要が減ってくる事にも成ります。
本当にそのような状況に成るのかは分かりません。
しかし、流れとしてはそのような傾向が出てくる事は想像出来ます。
今ベトナム人が東京にオフィスを探してい情報が有ります。
これは、今までコミニケーションが取りにくい外国の会社よりも、日本の会社に貸したい不動産会社がおおかったのですが、最近の動きを見ているとそのような事を言ってられない状況になっています。
そこで外国の会社でも需要があれば、空室を埋めたいという大家が出て来ているのです。
ベトナムは今回のコロナウイルスの影響を大きくは受けていません。
ベトナム国内の会社の景気も、中国からベトナムに製造拠点を移す会社が増えている事から、国内の景気も良くなっています。
日本からもベトナムに工場を作ったり、会社を作ったりしているのです。
そこでベトナムからも日本に店舗や支店の開設などを考えているのです。
特に多いのが、人材派遣会社で貿易会社や雑貨輸入業の会社です。
100円ショップなどの商品を見ても、メイドインチャイナから、メイドインベトナムになっている商品が多くなっています。
最近日本政府も出入国制限解除を進めていますが、この中にベトナムも入っています。

(引用:街楽)
ベトナムは、コロナウイルスの感染者が少なく7月は370人と少なく、死者については、0人で有った事から、経済については準備が出来上がっている状態です。
特に中国とは、米中経済戦争が有り、中国にあった各国の製造拠点をベトナムに移す動きが多くなっています。
ベトナムは数年前から急成長をしており、世界各国に対して人材派遣や相互投資をしています。
今回コロナ渦を機会に、東京に物件が空いてきた事から積極的に投資を考えているのです。
特にオフィスや店舗と言った物件を中心に探している様です。
ベトナム人にとっては、東京は憧れの都市なのです。
海外から見れば、東京という都市は大変魅力的な街なのです。
これからベトナムが発展してくると平行して、日本にどんどん進出してくると思われます。
このようなベトナム人に対して、どのように賃貸需要を取り組んでいけるのかが、賃貸マンション経営にとっては重要です。
賃貸管理会社もこのような、外国人にも物件を貸して管理できる様な能力の高い会社が求められるのです。
コメントを残す