ワンルームマンションの見積もりを貰う時には、必ず管理組合の財政状態と大規模修繕計画について聞いてください。
前のブログで、管理組合の財政状態や大規模修繕計画について確認する事が重要だと書きました。
ではこれはどうやって見るのでしょうか。
マンションの管理組合から出ている収支表が発行されています。
この収支表の中で、借入金残高や大規模修繕積立金の滞納額が記載されていないか、確認してください。
書式がマンションごとに変わっているので、分からなければ購入する予定もマンション販売会社の営業マンに聞いてください。
詳細に聞きたいならば、マンション管理組合が提携している建物部分の不動産管理会社があるはずですから、聞いて資料を見せて貰えば、分かると思います。
滞納が見つかった場合には、この改修計画はどうなっているのか、めどはついているのか、営業マンに確認して貰いましょう。
管理組合費も数1000円毎月支払う必要がありますので、この金額についても値上がり計画が無いか、今までのみ回収部分があれば、その回収計画はどうなっているのか、これも営業マンに確認してもらいます。
長期修繕計画の予定がされているか、今後のスケジュールがどの様に成っているか、確認してください。
一般的には、10年から15年の間に1回実施されるのが普通です。
外壁の修理、屋外の防水工事、鉄部の塗装、それとそのマンション特有な状況で内容は変わってきますが大きな項目としては、そのあたりで良いでしょう。
注意するのは、15年以上経過しているのに大規模修繕が実施計画がなされていない物件は要注意です。

国土交通省 住宅;マンション管理について から抜粋
最近では東京の再開発やオリンピックなどで、建築費の高騰がありますので、修繕費用が足らなくなっているケースもあるそうです。
計画がされていないのは何か理由があるので、実際の現物を見せてもらうのが良いですね。
屋上は下からでは見えませんが、傷んでいる場合が多いのです。
私も最上階で済んでいたことがあるのですが、東京は地震が多いせいか、ひび割れしていました。
そこから雨が漏れて、部屋が雨漏りしてきました。
後から気が付いたのですが、これはずいぶん前からヒビが入っていたと思われます。
地震も震度4程度でしたので、マンションの屋上がこの程度の地震1回でヒビが入ったわけではありません。
おそらく何回も地震があるうちに、ヒビが入ったんだろうと思います。
私はすぐこのマンションを引き払う事に成りました。
この補修工事もすぐ来てくれません。
台風があった時期と重なり、2週間程度がそのままで、天井の補修が終わったの1ヵ月経っていました。
この間不安で不安で、今度地震が有ったら倒壊するのでは無いか心配でした。
入った時は壁紙も張り替えられて、天井もきれいでした。
しかし数カ月たってから、少し天井がはがれて来てるな、と思っていましたが、それが少しづつはがれてきて、台風の大量の雨でいっきにはがれて水漏れがしたのです。
中古ワンルームマンションは、この様に後から問題が発生する場合があります。
ですので、購入する前には出来るだけ調べられることは調べてください。
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