首都圏でのワンルームマンションライフ
58歳 男性
都心に住む。
会社から転勤辞令が出て、既に定年まじかなのに厳しい世の中になった、と思いながら東京の中央区に単身赴任しました。
もう年なので通勤時間に1時間近くもかかると持たないので、東京のど真ん中の中央区の賃貸マンションを借りました。
会社も物件は個人で選ぶように、仲介不動産会社を紹介して貰い、関西から物件をインターネットで紹介して貰いました。
今では物件がネットに載っているので、分かりやすいのです。
しかしながら、良い物件がありません。
さんざん探して、決めた物件は外れ物件でした。
雨漏りがするし、隣の住人の部屋から臭いにおいが来るし。
会社と話して、雨漏りがするのは瑕疵物件と言う事で次のマンションに引っ越しです。
次のマンションは分譲マンションと言う事で、その中にあるワンルームマンション物件だったので作りも良く隣の住人も普通の人で部屋が臭い事もありませんでした。
これで一安心。
会社には歩いても行ける距離でしたが、バスで10分かけて通勤していました。
初めての単身赴任だったので自炊をするのが大変で、近くにスーパーがあるのですが東京は小規模の店舗が多いので、いつも同じ食材を買っていました。
しかし、大変便利なので総菜を買ったり、弁当を買ったり、その日の気分にあわせて買って生活していました。
仕事は営業だったので夜の接待が入る事もあり、これも一人暮らしでは翌日二日酔いになって朝ごはんを食べるのが、だんだんおっくうになって朝飯を作る事は無くなりました。
しかし、すぐ近くにCVSがたくさん有ってそこでサンドイッチやおにぎりを買う事が出来たので、朝飯を食べる事は出来ていました。
歳を取ると健康には気を付けないと、病気になったら大変です。
そういいながら、病気に成ってしまい入院する事に成ってしまいました。
東京は病院もたくさんあって、マンションの近くの病院も大きな病院と連携しているので、すぐ入院する事が出来て大変助かりました。
病気が治った後も、身体がしんどかったのですが、会社とマンションが近かったのでタクシーでも行けましたので助かりました。
一人暮らしはどうしても不摂生をしてしまいがちです。
そんな時でも都心に住んでいれば、大きな病院で見て貰えるのでとても安心でした。
都心では家政婦さんもどんどん来てくれますので、体調が悪い時に自分で作るのが嫌な時には、たまには料理を作ってもらって食べるのもいい経験でした。
どこに行くのも便利で、土日には鎌倉や水戸や歴史のある場所に行って遊んでいました。
ゴルフに行くのも車で埼玉県や千葉県に行けますし、ゴルフ代が少々高いのと車が混むのが苦痛でしたが、十分楽しめました。
夜は飲むところはたくさんあるし、食事をするところもたくさんあるし、東京の生活は便利で楽しい所でした。
家賃は会社から半分しか出ましたし、単身赴任手当が出ましたので、赤字でしたが都心のマンションに住む便利さを考えれば、自費で払っても都心に住むメリットは十分ありました。
年齢が高齢の方は、単身赴任する場合には都心のワンルームマンションにする人が多いと聞きますが、その理由が分かったような気がします。
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