2020年にはオリンピックが東京で開催されます。
これまで賃貸物件の価格は上昇して、その後は下落するのでは無いか、と言われいますが本当にそうでしょうか。
ビルや施設が開発されるには、そこにつながる路線が必要です。
するとそこに新たに移動できる路線が出来るのですから、その沿線沿いでは新たな賃貸需要が生まれてきます。
山手線の田町と品川駅の中間に、昔は車両置き場だったのが、その土地を利用して新しい駅が出来ます。
ここは広さが東京ドーム約3個分の土地なのです。
この敷地に高層ビルが7棟立ち並ぶのです。
東京都はこの場所を
ビジネスの街
文化・知の交流の街
次世代環境の街
にすると言っています。
そのエリア周辺には、移住エリア、業務エリア、商業エリアと機能を分けるそうです。
今でも品川エリアにはたくさんの就業人口がいるのですが、これにより就業人口は20万人を超えると言われています。
丸の内のビジネスエリアがもう一つ出来るイメージですね。
2016年国土交通省交通政策審議会は、8つの新たな鉄道路線を選定しました。
詳しく見たい方は、以下をご覧ください。
以前にも書きましたが、江東区では南北に移動する手段はバスが主体でしたが、ここに縦断する路線が出来ます。
すると江東区での利便性がアップします。
丸の内再開発につながる路線として、大変便利に成りますね。
また、金座付近から湾岸の有明エリアまで地下鉄が新たに作る計画があります。
都心から離れたエリアでも、メトロセブン・エイトライナーと呼ばれる構想があります。
東京の鉄道は主に山手線沿いのターミナル駅を基点として、放射上に伸びて、南北には不便になっています。
ここに路線が出来る事で、環状7号線、環状8号線、の沿線が発展すると言われています。
環状7号線沿線として、
江戸川区~葛飾区~足立区~赤羽
環状8号線沿線として、
板橋区~練馬区~杉並区~世田谷区~大田区
があげられます。
今まで住居ニーズが少ない様な所にあったワンルームマンションの物件も新たな収益物件として生まれ変わる可能性が出てきています。

この様な新しい路線が出来る事で、今までは賃貸物件でも家賃が不便なことにより高く取れなかった場合があるのですが、これにより駅周辺の物件は高い家賃設定しても入居者が入る事に成ります。
この様な便利な場所に有れば、安定した賃貸者が付く事になり、退去する回数が減少する可能性も有ります。
退去すると部屋のリフォームから、空室期間の家賃負担、募集依頼の時間と手間がとられる、と言った費用が発生してきます。
それが少なくなるだけでも、ワンルームマンション経営にとっては大変便利に成ります。
また、物件の価値が落ちにくくなるメリットも有ります。
便利な場所にあると、買い物するにも、遊びに行くにも、生活するうえで大変重要です。
特に、年齢が高齢になってくると買い物に行くにも、東京は車が持てない環境なので重たいものは持ちにくいのです。
ネットですべては購入できません。
また病気に成った時でも、病院に移動するには便利な方が良いですよね。
若い人では、どこに遊びに行くにも、便利な方が良いに決まっています。
都心に住むことは、ひとつの憧れでもあるのです。
中古ワンルームマンションならば、安定したこの様なニーズを持っている人に需要があるのです。
これは鉄道が止まらない限り、そこに賃貸人のニーズがあるのですから、空室に成る可能性が低いのです。
仮に空室に成っても、すぐ賃貸人は入りますので、マンション経営はやりやすくなるのです。
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